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HOME積雪寒冷地の設計作法 > 第2章 地域と敷地・建物の関係を設計する

風と日照に配慮した配置計画

○風とアプローチ計画
冬の防風対策は、出入口の位置等、アプローチ計画に特に留意します。玄関は風が吹き込む方向を避けた位置が望ましく、南側のアプローチは、明るく暖かい玄関がつくることができるので一般的に受け入れられやすいといえます。

日照との関係

○日照と配置計画
北海道は高緯度で太陽高度が低く、日影が長くなるとともに昼間時間が短くなる。このため、日影規制の対象時間は、本州が8時〜16時であるのに対し、北海道では9時〜15時に設定されています。また、隣棟間隔の算定に際しても、冬至の日照時間を、本州が4時間以上であるのに対し、北海道では3時間以上を確保することとなっています。

吹き溜まりの原理

○吹き溜まりのできる場所
風下側の建物のかげ、風上側の壁から少し離れたところ等、風速変化の激しいところに吹き溜まりができます。 吹き溜まりや雪庇は、でき始めるとどんどん成長し予想以上に大きくなるので注意が必要です。

風の流れをデザインする

○雪を溜まらせない形
風の強い地域では、降った雪が飛ばされて部分的に大きな吹き溜まりをつくり、交通や積雪荷重に問題を起こす場合があります。駅前広場のような交通拠点では、雪を溜まらせない計画が必要となります。

○雪を溜まらせないディテール
部分的に風速を高めて雪を飛ばす手法があります。図は、この効果を利用したパラペットの例です。